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たまらん坂の家
忘れられていた天井懐、床下を使い切る狭小住宅の可能性。 狭小住宅において如何に物理的な広さを確保し、空間に広がり感をもたせるかは普遍的なテーマである。そして、その小さな空間にどのようにモノを収納し、どのように居心地のよい場所をつくりだすかということも合わせて求められる要素である。...
View Article成瀬の家
複数の軸線をもつ平面と切妻の大屋根 丘陵地にある郊外型住宅街の三差路に面して建つ平屋住宅。 周囲への圧迫感を考慮し、軒高を抑えた切妻の大屋根を架けた佇まいとし、変形した敷地形状と高低差を生かすべく、大屋根の下に敷地に沿って部屋を配置した。残された歪な残余空間には敷地高低差にあわせて床高さを設定し、平面的にも断面的にも変化に富む、周辺環境に馴染んだ豊かな場をつくっている。
View Article赤塚の家
「距離感」をテーマにした平屋の都市住宅 農地転用により中高層マンションなどが建ち並ぶ周辺環境において、プライバシー確保のため、道路レベルからだけでなく、上部からの見下ろしも考慮した。計画地は都市部としてはやや広く、要望もあって都市部における平屋の建ち方を考えてみた。...
View Article桜双庵
桜に対峙する幹(柱)と枝(梁) 敷地の奥隣地、幼稚園の園庭で何年、何十年と亘って園児の成長を見守ってきた桜の大木。その堂々たる桜の大木に対峙するように、家族の成長を見守っていく象徴的な柱を空間の中心におくことから計画をスタートさせた。...
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